Melilot’s diary

思ったことをそのまま文章にしてみる場所

私が現在の資産形成を始めた理由と目的

投資として投資信託日本株式・米国株式をやっています。 2020年07月に住宅ローンを完済した事を期に、2020年10月から旧つみたてNISAの口座開設を行いました。元々証券口座は持っていたのですが、色々理由があり住宅ローンを支払うことになったため、当時保有していた資産は全て売却し、負債の処理を優先していました。 つみたてNISAの口座を開設してからは投資信託の定期買付から始まり、3ヶ月後にはiDeCo(個人型確定拠出年金)の運用が始まり、半年後には個別株にも興味を持ち始め課税口座での売買もおこなうようになりました。2024年からは新NISAにて、旧つみたてNISAの積立設定を新NISAつみたて投資枠に引き継ぎ、課税口座で行っていたものを成長投資枠で行う予定です。 さて、これらの投資ですが、投資信託と個別株では目的が違います。

投資信託

明確に老後の資金として、リスクを大きめにとって運用します。その資金は基礎年金に加算する形で生活費としたり、終の棲家を確保するための資金として使う事を想定してます。運用成績によって私の老後の豊かさに影響するため、遊びは一切ありません。 こちらは有名なコア・サテライト戦略のうちコアに当たり、比率としておよそ運用資産の70%程度を目安とします。

nextfunds.jp

個別株 (日本株式・米国株式)

これらは一切遊びの無い投資信託に対して、経済や経営、政治に関心を持ち学びを得る手段の一つとして行っています。 - 世界で起きた政治的出来事や災害・人災がどのような経済に影響を与えるか - 株式売買をするにあたりテクニカル分析ファンダメンタル分析をどのようにするか

勿論資産の成長や配当収入は考えますが、投資信託ほどガチガチに堅めた運用は行いません。 こちらはコア・サテライト戦略のうちサテライトに当たり、比率としておよそ運用資産の30%程度を目安とします。

運用終了時期の見込み

この運用は私が65歳から70歳になる時期をゴールとし、肉体的・精神的・経済的な余力に応じて延長戦をするか、それとも早期リタイアをするかを決定します。

リスクを取る理由

私が将来的に受け取れる基礎年金の月額は、家賃と食費を払ったら消えてしまう程度の金額でしかありません。 幸いなことに2023年09月に転職をし、現在就いている職は今まで最も給与が高いのですが、それでも同年代と比較すると賃金は安いものと考えています。本来自己投資に回してスキルを磨く事も考えるのですが、残念ながら年齢的にも今スキルを磨いたとしても、同じスキルや経験を持っているのであれば、より伸び代のある若手を採用するでしょう。そして私より若く優秀な方々を何人も見ており、転職活動において自分の強みだと思っていた部分は、ごくありふれたスキルでしかなかったのではないかとも感じていました。 そんな中、私の老後に明日の心配をしなくても済むよう、思い立ったその時から資産を築き始めようと考えたのです。

老後の生活資金の足しとして

決して贅沢な生活をしたいというわけではありません。しかし食生活は健康に直結する重要な要素であり、経済的な余力を考えながら明日のご飯の心配をし、「今月は生活が苦しいからおかずを一品減らそうか…」「次の年金受取日までどうやってうまくやりくりしようか…」など、老後においてもお金の心配をしながら生活をするのは辛いものだと考えています。実際20代の生活が似たような様子でしたが、収入があったその時期ですら肉体的・精神的な安定とは程遠かったものを、収入が大きく減少する老後にやるのは健康寿命を縮めるでしょう。健康を失うと様々な損失が生じます。 そして老後の生活はいつ終わりが来るかわかりません。65歳に定年退職をしたとして、退職後20年から30年以上過ごすことになるかもしれません。いつ終わりが来るかわからないからこそ、将来に備えるのです。

終の棲家を用意する資金として

終の棲家を用意する資金を用意する事を目的として挙げたことについて。先に住宅ローンを支払っていたと書きましたが、現在その家には住んでおらず、賃貸アパートで暮らしているため、将来的に家を借りられなくなる可能性があります。その時に備え、どこかに小さな中古の一軒家を持てる程度の資産があればいいなと思っています。 賃貸物件で終末を迎えてしまうと、そこは事故物件となってしまいます。また、賃貸物件では住居のカスタマイズがほぼできません。老後くらいは自分の自由な空間を作りたいという考えもあるのです。賃貸物件と違い正真正銘のマイホームでは自分の過ごしやすい空間を演出し、少しずつ衰える身体に合わせて住居を改造する事も可能です。


私が投資を行う目的と理由についてはとりあえずここまで。具体的なポートフォリオについては後ほど改めて書くかもしれません。 投資を行う目的は個人で違うでしょう。その人がそれまで歩んできた人生や持っているスキル、将来設計やリスク許容度など十人十色です。飽く迄私の投資スタイルはそのうちの一つに過ぎません。ですが、誰かの人生設計のヒントとなれば幸いです。